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ツバメ日吉のネクタイには拘りがあります

1

ネクタイへの拘り

2

型作りへの拘り

3

​思いやり

1-1 シルエット

私達が一番こだわっているのは、つけた後のシルエットです。

ノットであったり、ディンプルが作りやすいように、極端な話、素人の方でも簡単に美しく結べるように、胸元にあたるシルエットを設計させて頂いています。

既成のネクタイは、ストレートに近い型が多いですが、弊社は、つけた後のシルエットが美しくなるように、首元部分から大剣にかけゆるやかなS字を描くボトル型のシルエットにしています。

弊社のオーダーは、この曲線の位置や幅を体型にあわせて、調整していますので、胸元はふわっと、ノットはきゅっとしまった、ネクタイとして、理想的な美しいシルエットが描けるようになっています。

1-2 結びやすや

この結び易さをサポートするのが、100%のウール芯と、結び始めが分かるココムスポイントです。

一般的なネクタイに使用される化繊の芯に比べて、ウール芯は柔らかいため

ネクタイがスムーズにしまり、ノットが綺麗に整います。

ココムスポイントは、ネクタイを結び始める際に大剣と小剣を交差する目安となるポイントです。
このポイントを基準に結んで頂けると、結び上がりの長さが丁度ベルト付近にくるので
結び直さなくて済みますよというポイントになっています。

1-3 ディエチピエゲ

ディエチピエゲという芯が入っていないネクタイです。

芯の代わりに、表地を何層にも織り込んで仕立て上げていきます。

生地を何回も折り返して作るため型起こしや縫製に高い技術が必要とされますが
弊社はセッテピエゲ・ディエチピエゲを縫製できる職人のいる国内でも珍しい工場です。

セッテピエゲ・ディエチピエゲは通常のネクタイと比べ約2倍の生地を使い、生地を何回も折り返すことから
うまくネクタイの形に折り込めるよう型を設計することがとても大事になります。
弊社では試行錯誤を重ね独自に型を開発しており、オーダーメイドのセッテピエゲ・ディエチピエゲを作ることも可能です。

セッテピエゲ・ディエチピエゲは製法上ほとんど全ての工程を手縫いで行わなければならないため
とても手がかかるうえ、うまく生地を折り込んでいくバランス感覚と高い手縫いの技術が必要になります。
弊社では5人の職人だけが縫うことができます。

最難易度のネクタイです。

もちろん製品としても、芯がないため、結んだ際、生地のはりに応じて自然なしわが入り、

通常のネクタイ以上に、深みのあるディンプルに仕上がります。

2-1 型作りへの拘り

遡ること約半世紀前、昭和38年に初代の渡辺公平が千葉市浪花町で事業を起こしました。
創業当時は、親会社であるネクタイメーカーの下請け工場としてブランドネクタイの縫製をしていました。
その後、ユニホーム・官庁関係のネクタイやリボンの縫製に事業を転換・拡大し
現在では手縫いネクタイ、オーダーメイドネクタイの生産も行っています。

その中で、拘っているのは、型です。

2-2 ユニフォーム・リボン・特殊タイ

弊社の第1の転機といえるのがユニホーム・リボン・特殊タイ(ユーロタイ等)への参入です。
普通のネクタイと違いリボンやユーロタイは、それぞれ形が違ったり作り方が複雑なことが多いため
型起こしや縫製の各工程で毎日創意工夫する必要に迫られます。
弊社ではこういった経験が現在まで引き継がれ、画像やラフなデッサンから型を起こす
こだわりのシルエットになるように型を微調整する。これらの技術に優れています。

 

2-2 手縫い・セッテピエゲ

クールビズ等の影響によりネクタイの需要が減少を続ける厳しい環境の中
弊社は近年さらなる変革に挑戦しています。
より美しいシルエットでのネクタイ作りを行うため、手縫い事業を平成22年から立ち上げるとともに
セッテピエゲ製法によるネクタイ生産も平成23年から開始しました。
それから、更に、6年の歳月の間、多くの試行錯誤を経て弊社独自ディエチピエゲの型に辿りつきました。

3-1 一つ一つ心を込めて

モノ作りで最も大切なのは“思い”と“人と人とのつながり”です。
お客様に良い商品を提供するためには、職人一人ひとりがお客様のことを思い
常に向上心を持って一つひとつの仕事に向き合うことが必要です。
それが、モノ作りの原点であると考えます。
また、ネクタイやリボンの縫製をとおして、弊社とお客様、
関係する皆様が長く強く結びつき、より良いモノ作りにつながるような関係を作っていきたいと考えています。

3-2 感謝を忘れず、笑顔で

弊社はこれからもお客様への感謝はもちろんのこと、
取引先様や従業員同士への感謝を忘れず、地道なモノづくりを続けていきます。
”人と人とのつながり”を大事にし、
弊社に関わる皆様が笑顔になれるような仕事をしていきます。

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